2024.06.10 09:18-夏の詩- 吉田岬夏の詩犬として 育った猫はよろこびから 尻尾振るだろうシリウスは いちばん明るいあの星は夏の太陽に隠されて 冬まで空には戻らないよろこびやどんな種類の明るさも 影をつくらないということはない -吉田岬-
2024.06.08 04:00-夏の詩- 寒蠅-夏の詩-夏の詩を書こうとして思い返してみたけれど何も出てこない海の日も入道雲も覚えていたはずなのに思い出せないただそこにあるのは氷を浮かべたワインと架空の伝説の肌ざわりばかりである -寒蠅-